MOONGIFT編集後記

MOONGIFTのコーポレートブログです

2021年の活動振り返り

2021年も残り8時間を切ったということで、今年1年を振り返ってみます。

コロナ禍からの売上推移

2020年2月からはじまったコロナ禍の影響で、コミュニティ周りの仕事は減ってしまいました。また、マーケティング予算を縮小する企業も多かったので、DevRelのようなマーケティング系の仕事は2020年夏くらいに大きな影響を受けた覚えがあります。

結果として、以前の水準に戻ってきたのは2021年5月くらいでした。エバンジェリスト系の仕事もありますが、多かったのはブログ(コンテンツ)系の仕事です。2020年夏くらいにはEXPOが減って、ウェビナーが増えていたのですが、あまり結果に結びつかなかった企業が多かった印象があります。そうした中、ブログを使ったコンテンツマーケティングに力を入れる企業が増えてきたと推測されます。

幸い今期(9月末決算なので、2021年10月から)もお問い合わせは色々といただいているので、売り上げの水準としては過去最高となっています。まだまだ不安定な状況なので、このままいけるのかどうかは不明ということもあり、次の手を早めに打っていきたいですね。

MOONGIFTの終了

前述の通り、5月くらいからお問い合わせをいただくことが増えてきたこともあり、今後のことを考えてブログサイトとしてのMOONGIFTを終了する決断をしました。これは確か6月末くらいの夜中に決めた覚えがあります。仕事を行う上で、負荷が大きくなっていたこともあって、一気に解放された感があります。

MOONGIFTの終了を決めた後、コンテンツの静的化作業をしばらく行っていました。日本仮想化技術株式会社の宮原さんがお疲れ様会を開いてくれるということもあり、そのタイミングまでに終わらせたいと急ぎ目で作業していた記憶があります。

作業自体が無事終わり、現在はFirebase hostingの下、過去のコンテンツを配信しています。

MOONGIFT Archived

MOONGIFT.devの開始

MOONGIFTは終了したものの、MOONGIFTというブランド自体はそれなりに知られているので、活用として考えたのがMOONGIFT.devです。まだ模索中なのですが、開発者向けのイベントを行っていく予定となっています。第1回目の試しとして、マイクロCMSをテーマにパネルディスカッションを行いました。こういったイベントを企画して行っていければと考えています。

MOONGIFT.dev #1「ヘッドレスCMS」 - connpass

DevRelへの注力

MOONGIFTを終了した要因としては、DevRel(Developer Relations)へ注力するためです。ブログを書く工数を確保する、独自のサービスを考えると言ったところです。まだ形にはなっていませんが、2022年にはサービスをローンチしたいと考えています。

後はDevRel.jpとしてのウェビナーを開始しています。こちらももっと注力してきたい分野です。

カンファレンスの実施

2022年はDevRelCon Tokyo 2021DevRel/Japan CONFERENCE 2021を開催しました。また、コミュニティワークの一環としてPWA Night CONFERENCE 2021も行っています。規模は小さめですが、PWA Night MATSURIというイベントも実施しています。

海外カンファレンス

ここ10年くらいを見返して、初の海外カンファレンスへの現地参加ゼロでした。コロナ禍なので当たり前ではあるのですが…オンラインで参加しても味気ないところはあるので、やはりIn-Personでのカンファレンスが復活して欲しいですね。

DevRelCon London 2022は規模を縮小しつつも、In-Personを予定しているようです。ホテル待機などの条件次第ですが、時期が合えば参加したいですね。

ちなみに海外カンファレンスへ参加しないと、経費がかからないので会社としてはプラスになります。ただ、海外カンファレンスに参加することで作ったつながりが今の事業を支えていることを考えると、コネクションがすり減っていく状況は看過できないのは事実です。

英語登壇については、DevRelCon 2021のみでした。カンファレンスに限らず、2022年はもっと活動的にならないといけないですね。

2022年の予定

とりあえず今予定している内容です。実現できるかは分かりません。単なる箇条書きで、詳細は書きません。

  • DevRel/Asiaコミュニティ立ち上げ
  • 英語版ラジオの開始
  • DevRel/Workの立ち上げ
  • DevRel Meetupでの書籍執筆
  • DevRelのビジネス本執筆
  • RTA.devの立ち上げ
  • その他開発中のサービスのローンチ
  • DevRel/VTuber開始
  • MOONGIFT.devの定期開催
  • DevRel/Japan 2022(夏頃)の実施
  • DevRelCon Tokyo 2022の実施
  • DevRelCon London 2022の参加

まとめ

脈絡のない個人メモ的な内容になってしまいましたが、2021年の活動をざっくりまとめました。2022年末などに見返して、比較したりできれば良いかなと。

2020年は色々残念な年でしたが、2021年夏頃から一気に回復してきた感があります。このまま一気に拡大できれば楽しいことが色々とできそうです。

2021年最後のDevRel Meetup in Tokyoを開催しました

2021年も早いもので、もう12月です。12月はアドベントカレンダーの季節なので、せっかくなのでイベントの振り返りでもしようと思います。

DevRel Meetup in Tokyo #70 〜テックWebメディアパネルディスカッション〜 - connpass

2021年初のオフライン開催

コロナ禍になったのが2020年2月末くらいで、それ以降ずっとオンラインでイベントを開催してきました。つまり22ヶ月くらいはオンラインだった訳です。参加者としてみると、オンラインイベントのメリットは大きく、クリック1つで参加できる手軽さ、心理的障壁の低さ、家庭とのバランス、移動時間がないことによる自分の時間の確保などなど様々にあります。

しかし、逆に開催側や、スピーカー側としてみると体験は低いというのが懸念点でした。コミュニティの熱量は相対的に低めですし、オンラインになってからの参加者で顔を覚えている人はあまり多くなかったり、スピーカーはPCに向かってひたすら喋る辛さだったり、聞いている人の反応が今ひとつ分からなかったりします。コミュニティにコミュニケーションを求めている人にとっても、オンラインイベントはそれほど魅力的でなかったりする場合もあるでしょう。

DevRel Meetup in Tokyoではコミュニティベースのカンファレンスも含め、コロナ禍にあってもイベントを継続的に行ってきました。そして、ようやく感染者数が落ち着いてきたこともあり、オフライン会場とオンライン参加をミックスしたハイブリッド開催となりました。

会場を借りる

コロナ禍前であれば、企業様の会場をお借りしてイベントを行っていました。しかし、昨年や今年にかけて一気に状況が変わっています。多くの企業はオフィスを縮小する傾向にあり、その一環としてイベントスペースは廃止されています。廃止していない場合においても、感染拡大につながる可能性を考えると、おいそれと貸し出ししづらいのが実情です。また、会場の担当者の多くがリモートワーク中であり、イベントのためだけに出社したり、会場の管理に関わるのは面倒でしょう。

ということで使われるのがSpaceMarketのような会議室貸し出しサービスです。今回は新宿の会議室を借りました。体感値ではありますが、会議室もコロナ禍前と比べて安価な気がします。

イベントのイロハを忘れている

いざ当日になって、DevRel Meetup in Tokyoのデスクカバーとステッカー、養生テープを持って行きました。到着してみるといろいろ懐かしい感覚にとらわれました。

  • プロジェクターをセットアップする感覚
  • ラップトップにUSB-Cポートしかなく、プロジェクターはHDMIケーブル接続するものだったのを思い出す(たまたまUSBハブを持って行っていたので助かった)
  • プロジェクター映像の歪みの直し方を忘れている
  • パソコンの画面をミラーリングすることを忘れている

プロジェクター周りばかりですが、実際オフラインでイベントをやらなくなって、一番使われなくなったのがプロジェクターな気がします。

イベントの取り回し

今回はオフラインはもちろん、オンラインにも参加者が集まるハイブリッドイベントになります。司会がどちらかに一人しかいない場合、もう片方のファシリテーションが確実に悪いものになるので、オンライン側とオフライン側で、ファシリテーターを別個で用意しました。オンライン側は一人でやると面白くないので @odasho さんと @k-yasunori さんの二人にお願いしました。

オフライン側の自己紹介の後、オンライン側のファシリテーターにバトンタッチして自己紹介をしました。オフラインの場合「これ、聞こえますか」といちいち確認しないで済むのが良いですね。

パネルディスカッションの内容

今回はWebテックメディアのパネルディスカッションという立て付けになっています。元々商用メディアの方々にお声がけしていたのですが、師走ということもあって登壇スケジュールが合わず、直前になってパネリストが決まりました。結果的に、それぞれの立場でお話が聞けたので面白かったです。

  • 佑子さん@翔泳社
  • 毛利さん@はてな
  • 山本さん@Yahoo! JAPAN

今回事前に用意していたのは次の3つの質問です。

  1. 記事制作の進め方
  2. 編集時(発信前)に気をつけていること
  3. 今年ヒットした記事(あれば)

記事制作の進め方

ここからは抜粋になります。

佑子さん@翔泳社

編集者が技術ネタ(流行っているもの)を探して、識者にお声がけするパターン、企業がネタを持ち込みしてくるパターンがある。はてなブックマークなどでバズっている情報を探すことも。

編集者はかなり少数精鋭。ニュースが月100本、それ以外の読ませる系の記事が月20本など。

持ち込み企画は営業的、マーケティング的になりすぎないよう気をつけている。

毛利さん@はてな

採用記事はなるべく企業の良いところに目を向けて書いている。はてなブログでの見え方を意識して書いている。Markdownが使えるのが利点で、GitHubで記事を管理するフローが便利。

ただし、エンジニア以外の人が関わってくる場合はGoogleドキュメントやMS Wordでのやりとりがあることも。Googleドキュメントの修正をMarkdownに反映するのがちょっと面倒と。

はてなブログははてなブックマークと連携しやすいのが利点。

山本さん@Yahoo! JAPAN

記事は週1〜3本発信中。現場のエンジニア、デザイナーが主体的に書いてくれるもの、編集チームが企画するものが混在。

「ヤフーとして発信できる」「ヤフーとして戦略的に発信する」といった答えがあり、「ヤフーとして発信する意義」を強く意識されている。

編集時(発信前)に気をつけていること

佑子さん@翔泳社

編集はしっかりと行いつつも、それでもコメントが入ることはある。その場合は後からでも修正を行い、その部分が分かるように記事を更新している。

セキュリティのマンガもある。

伏石ちゃんは意図に反したい連載一覧:CodeZine(コードジン)

毛利さん@はてな

OGPや概要漏れなどのケアレスミスが意外とあるので、注意している。チェックポイントはクライアント(媒体)ごとに異なる。

山本さん@Yahoo! JAPAN

機械にできることは任せている。

校正支援(V2) - Yahoo!デベロッパーネットワーク

BLMが話題に上がっていた時にGitリポジトリがmasterからmainに変わったように、機械では難しいエモーショナルな部分は編集チームがケアしている。

今年ヒットした記事(あれば)

毛利さん@はてな

記事を書く上で大事な3つのキーワード。

  • なるほど
  • わかる
  • 違う、そうじゃない

参考になる記事。

佑子さん@翔泳社

持ち込み系でよかったパターン。

一般的技術ワードに対して、歴史的な流れと現在のトレンドを取り上げた記事はウケが良い。

なるほど系の記事。

TypeScriptを効率的に独習しよう! 無料で学べる「TypeScript Deep Dive」日本語版の翻訳者が学習法を解説 (1/2):CodeZine(コードジン)

山本さん@Yahoo! JAPAN

Google(web.dev)からお声がけもらって英訳した記事。

Improve user experience! How we manage the Core Web Vitals on our Yahoo! JAPAN News website - Yahoo! JAPAN Tech Blog

日本語版:ユーザー体験を向上!Yahoo!ニュースにおけるCore Web Vitals対応事例 - Yahoo! JAPAN Tech Blog

ヤフーが元々ファーストペンギンとして取り組んでいた、元々コミュニケーションしていたことから実った記事。

一番、わかる、なるほど、そうじゃないが三つ巴で白熱した記事。

社内勉強会で専門的技術力を高めるには - Yahoo! JAPAN Tech Blog

いかに良い 執筆体験 を提供できるか。それがないと、個人のブログやQiita/Zennなどで良いやとなってしまう。

撤収作業

オフライン会場では撤収作業があります。前は「優しい方だけ手伝ってください」と言っていたのが懐かしい(忘れていた)です。

打ち上げ

こうやって乾杯できるのもオフラインの良さですね。

改善点

  • もっとオフラインとオンラインがミックスされた感じにしたい
  • 音!音!音!
  • 会場全体を映して、オンライン側に反映するのはあり(思ってみれば、2020年2月にやっていたな…)

まとめ

初のハイブリッド開催とあり、細々したトラブルであったり、今後の改善ポイントがありました。2022年はハイブリッド開催が増えていくと予想されますので、早めにトライ&エラーを行って、個々のイベントをスムーズに開催できますように!

DevRel Meetup in Tokyo - connpass

Chromebookをしばらく運用しての所感

最近Googleがやたら宣伝している気がするChromebook。皆さん、お持ちでしょうか?

学校などでも使われるようになっており、ずっと気になっていたのですが、実際そんな使わないかなーということで放置していました。が、先日PWA Night CONFERENCE 2021を実施したことで、ChromebookはPWAも使えるし、試してみる価値はあるかもしれないと思って購入しました。

この記事ではそんなChromebookを約半年運用してみて感じた所感を紹介します。

買った機種

買ったのはASUS Chromebook Flip C302になります。特徴としては次の通りです。

f:id:moongift:20211201113705p:plain

画像はAsus Chromebook Flip C302 - Google Chromebooksより

  • 12.5インチディスプレイ
  • フルHD
  • Intel Core M5
  • 4GB RAM
  • 64GB フラッシュストレージ
  • タッチディスプレイ
  • 2-in-1(ひっくり返してタブレットモードになる)
  • 英語キーボード

購入したのはAmazon.comです。英語キーボードのChromebookはAmazon.co.jpでは取り扱いが少なかったり、割高なので注意してください。英語キーボードのものであれば、.comで購入した方が安価です。7月15日注文で25日発送、月末には届いていた気がします。

特徴

起動が速い

この部分についてはスリープしているノートPCレベルといった感じでしょうか。

Chromeブラウザしか立ち上がらない

基本はそうです。ただ、後述するAndroidアプリを使う場合は異なります。

バッテリーが持つ

たぶん7時間くらいであればじゅうぶん持ちます。製品的には10時間以上となっています。

軽い

1.2kg程度なので、軽いノートPCといった感じです。タブレットとしては重いです。SDカードとUSB-C端子くらいしかないので、内部構造が単純な分、軽量なのかと思います。

Androidアプリが動く!

この部分は個人的には大きなメリットになっていません。Google Playで「対応している」アプリだけインストールできます。一部のアプリはインストールできません。Kindleアプリも使えますが、Web版もあるのでそちらで十分だったりします。一部の漫画アプリを試してみましたが、ちょっと動作が重たく感じます。実はスマホの方がCPU性能などは良いのかも知れません…。

概ねWebアプリで事足りていた現実を知る

個人的な環境を鑑みるに、大抵のことはWebアプリで事足りていることに気付かされます。

  • メール:Gmail
  • カレンダー:Google カレンダー
  • 交通:Yahoo!乗換案内
  • Twitter:Tweet Deck
  • メモ:Notion
  • Facebook メッセンジャー
  • タスク管理:Todoist

後はデスクトップで使っているものも、移行しようと思えばできそうです。

  • VS Code:Code Server / GitHub Codespaces
  • Photoshop:Web版
  • Markdownエディタ:StackEdit

拡張機能で頑張る

1PasswordやVideo Speed Controllerなど普段使っているGoogle Chrome機能拡張を使うと、作業が捗ります。

大きな問題

現状感じている大きな問題はSlackです。SlackはWeb版では複数に属している場合に使い勝手よくありませんし、Androidアプリも対応していません(インストールできません)。現状、解決策がなかったりします。

PWAだと便利さを感じる

例えばZoomはPWA版をリリースしています。これはとても便利です。

Zoom for Chrome - PWA - Google Play のアプリ

Zoomに限りませんが、PWAになっている利点としては、次の点が挙げられます。

  • アクセスしやすい
  • 立ち上がりが高速
  • オフラインでも利用できる

PWAとしてインストールすると、Chromebookの検索機能からアクセスできるようになるので便利です。Chromebookを使っていると、どんなサイトでもPWAになってほしいと感じます。

この機種ではLinuxはインストールできません!

一点開発者向けの注意点です。Chromebookの一部機種ではLinuxをインストールしてターミナルなどが使えます。私が買ったASUS Chromebook Flip C302はインストール対象外なので注意してください(買ってから気づきました)。

対応機種はこちらで調べられます。

Chrome OS Systems Supporting Linux (Beta) - The Chromium Projects

3Dとか(たぶん)弱いです

ベンチマークで調べたところ、GPUはIntel HDグラフィックス 515だそうです。ノートパソコンのGPUベンチマークと性能比較【2021年最新版】 | BTOパソコンミニ館などを見る限り、とてもゲームなどの3D表示には耐えられないので注意してください。さすがにゲーム目的でChromebookを購入する方はいないと思いますが、最近WebXRも流行っているので、Chromebookでメタバース!というのは難しそうです。

まとめ&所感

Chromebookは用途によってはピタリと当てはまります。ちょっとしたデスクトップアプリであればすでにWeb版が出ている(パワポなども)ので、載せ替えは難しくないでしょう。ただしオフライン対応していないものを使っている場合、ネットワーク環境が貧弱な環境(移動中など)は使いづらくなります。世にあるWebアプリがどんどんPWA対応してくれると嬉しいですね。特にNotion…

Holding DevRelCon Tokyo 2017!

日本語版はこちら

Japan's first ever DevRel (Developer Relations, a conference for developers) was held on July 29th, 2017 (Saturday) by MOONGIFT and DevRel Meetup in Tokyo. (Photos are from 2017/07/29 DevRelCon Tokyo 2017 | Flickr, DevRelCon Tokyo 2017 | Flickr, 20170729-DevRelCon Tokyo 2017 | Flickr)

f:id:goofmint:20170806181107j:plain

続きを読む

DevRelCon London 2017へ参加しました

DevRelを語る上で欠かせないカンファレンスがDevRelConです。今、グローバルでは以下のDevRel関係のカンファレンスがあります。

  • DevRelCon
    2015年から。これまで4カ国、6回開催
  • DevRel Summit
    2016年から。シアトルのみ。これまで2回開催。
  • Developer Relations Conference
    2005年から。これまで13回開催(!)。
  • DevXCon
    2017年から。サンフランシスコにて開催。これまで1回開催。

DevRelCon と DevXCon は兄弟のようなものです。2018年はDevRelConとDevXConを連続開催するという話もあります。

以上の内容からも分かる通り、DevRelConはDevRel向けのカンファレンスとしては割合歴史が長く、繰り返し開催されているものになります。個人的には皆勤賞となっており、DevRelCon London 2015からずっと参加しています。

DevRelCon Tokyo 2017についてはMOONGIFT並びにDevRel Meetup Tokyoで主催しました。そちらについてはDevRelCon Tokyo 2017を主催しました - MOONGIFT編集後記をご覧ください。

続きを読む

エラーコードからはじまるDX(開発者体験)

開発していてエラーは常に発生します。エラーが一度も出ずに、すべての開発が終えられることなど皆無です。その多くは開発者のコードに起因しますが、だからといって「勝手に直して」と突き放して良いわけではありません。自分のコードが悪いと分かっていても、それでも繰り返しエラーが出たりするとうんざりしてしまいます。特にそれが第三者の作っているWeb APIであったり、SDKやライブラリを使っている場合です。使いづらい、どう使ったら良いか分からないようなライブラリを誰が使い続けたいと思うでしょうか。

続きを読む

MOONGIFT初のオフ会を開催しました!

MOONGIFTではクライアント企業向けにコミュニティを作るサービスを提供しています。そんな中、自社のコミュニティは存在しませんでした。さらに言えば、オフラインでのイベントも行ったことがありませんでした。今後、企業が生き残っていくためにはコミュニティの存在が欠かせないと考えています。そうした持論を展開していくためにも自分たちで実践的に試してみるのが重要です。ということもあり、11月21日に初のイベントとなるMOONGIFTオフ会 #1を開催しました。

続きを読む

DevRelCon Tokyo 2017を主催しました

English version is here

2017年07月29日(土)に日本初となるDevRel(Developer Relations。開発者向け広報活動)をMOONGIFTとDevRel Meetup in Tokyoにて主催しました(使われている写真は2017/07/29 DevRelCon Tokyo 2017 | FlickrDevRelCon Tokyo 2017 | Flickr20170729-DevRelCon Tokyo 2017 | Flickrより)。

f:id:goofmint:20170806181107j:plain

続きを読む

DevRelCon Beijing 2017で登壇しました

初の中国は北京でした。

f:id:moongift:20170506180341j:plain

GWの最後、5月6日にDevRelCon Beijing 2017というDeveloper Relations向けのカンファレンスが開催されました。元々中国ではDevRelの知名度が低く、日本と近いとあって主催者のDevEcoの人たちと色々連絡を取り合っていました。その関係もあって、CFP(Call for Paper:登壇申し込み)が欲しいと言われていたので送った経緯があります。ということで5月5〜9日まで北京に行ってきました。

続きを読む